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自称NPO法人「あけぼのの会」代表自身も生活保護で転居 制度悪用か(産経新聞)

【貧困ビジネス】

 自称NPO法人「あけぼのの会」(旧あしたばの会北大阪支部)の代表らが生活保護費を詐取したとされる事件で、同会代表の畑勲容疑者(47)=詐欺容疑で逮捕=が昨年5月から大阪市の生活保護を受給し、直後に転居を届け出て数十万円の敷金(礼金)扶助を受け取っていたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。

 転居先とされた神戸市内のマンションは約1カ月で退去、その間実際に住んでいたかは不明。大阪市に提出されたマンションの賃貸借契約書が偽造されていた疑いもあり、府警捜査2課は畑容疑者が本人名義の申請でも不正を行っていなかったか詳しく調べている。

 捜査関係者らによると、畑容疑者は昨年5月、大阪市の福島区役所から保護の開始決定を受けた。翌6月になって「神戸市灘区のマンションに転居する」として市に敷金扶助や引っ越し費用を申請、計数十万円が支給された。

 このマンションの管理会社によると、家賃3万9千円、礼金5万円で敷金はなかった。畑容疑者は6月28日、この条件で賃貸借契約を結んだが、約1カ月後には退去。「その間居住していたかどうかは分からない」(管理会社)という。

 大阪市への扶助申請の際、畑容疑者から市に提出された契約書は管理会社が作成した正規のものと異なっており、畑容疑者が偽造の契約書で水増し受給した疑いが浮上している。

 畑容疑者は同8月になって、再び大阪市の大正区役所に保護を申請し、受給が決定。新規で賃貸住宅に入居し、この際も数十万円の敷金扶助を受けていた。畑容疑者への保護費の支給は昨年12月まで続いていたという。

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<口蹄疫>母牛の上に子牛そっと 殺処分の現場 過酷な作業で心身の不調やけが人も(毎日新聞)

 口蹄疫(こうていえき)」のまん延で、家畜の殺処分や埋却作業が続く宮崎県。殺処分対象は26日までに15万頭を超えた。現場には獣医師ら専門家だけでなく、牛や豚を扱ったことがない自治体職員も1日200人以上動員される。動物を殺すという不慣れな作業に、連日けが人も出るなど、過酷な仕事を強いられている。

 「口蹄疫は農家だけの問題じゃない。一度は現場を見ないといけないと思って……」

 宮崎市総務法制課の男性職員(47)は22日朝、県庁前から川南町に向かうバスに乗り込んだ。県からの要請で同市は連日、各課に動員数を割り当てて十数人を現地に送り込んでいる。

 家畜を扱う仕事は初めて。役場で白い防護服に着替え、ゴーグルと手袋、長靴を着けて到着したのは、牛15頭を肥育する約200平方メートルの小さな牛舎だった。別のバスでやって来た獣医師や農協職員と合流、約35人で作業に取りかかった。

 獣医師が5〜6人がかりで1頭ずつ牛舎の外に連れ出し、薬剤を注射する。注射を打たれた牛はしばらくよろよろして、ドスンと大きな音とともに倒れる。その後、両足をロープで結んで重機で引き上げ、隣接する深さ5〜6メートルの穴に並べて埋めるのだ。職員らは牛舎からワラなどを運び出しながら殺処分を見守った。

 殺処分された中には子牛もいた。「ショベルカーの操縦者もかわいそうに思ったのか、母牛の上に重なるようにゆっくりと穴に降ろしていた」。少し離れた場所で、年老いた農家の主人がぼう然と作業を見つめていた。「誰も声をかけられませんでした」

 空になった牛舎を清掃し、辺りが真っ白になるまで石灰をまく。1袋約20キロを40袋以上中腰で抱え、10人がかりで散布した。「最後は腕が棒のようだった」と職員は振り返る。

 牛舎横にしゃがんで、県が用意した弁当をかきこんだ約30分の昼休みをはさんで約5時間。作業が終わると、汗でじっとりと肌に張り付いた防護服を脱ぎ、消毒して作業着に着替え、帰りのバスに乗り込んだ。疲労とショックで皆、無言だった。その夜は食事がほとんどのどを通らなかった。

 過酷な作業だが、動員を進んで志願する職員も少なくないという。「誰かがやらないといけない大切な作業だから」。職員は自分に言い聞かせるように、静かにつぶやいた。

 ◇公務災害の申請相次ぐ

 宮崎県人事課によると、殺処分作業に従事した県職員から、26日までに公務災害申請の問い合わせが十数件寄せられ、既に3件が申請された。公務災害に認定される見込み。宮崎市人事課にも公務災害申請が1件あった。

 県口蹄疫対策本部によると、大半は石灰によるやけど。「石灰が目に入った」「釘が足に刺さった」などもある。作業に不慣れな職員だけでなく「手元を見ようとゴーグルを外し、飛び散った注射液が目に入った」(獣医師)▽「牛に足を踏まれ骨折した」(畜産課職員)−−なども報告されている。

 一方、県内10保健所などに設置された相談窓口には、被災農家や防疫従事者から「眠れない」「動悸(どうき)がする」など心身の不調を訴える相談が26日までに9件寄せられた。

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被害者感情と国民理解を重視=B型肝炎和解、慎重に検討−鳩山首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は10日夜、政府として和解協議に応じる方向となったB型肝炎患者による国への損害賠償請求訴訟について、「被害者の気持ちも大事だ。(それ)とともに国民の理解をいただくことも大事だ」と述べ、救済範囲や賠償額は慎重に検討する姿勢を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 ただ、首相は「細かいことを言う立場でない」と語るにとどめ、具体的調整は担当の仙谷由人国家戦略担当相に委ねるとした。 

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地方へのしわ寄せ懸念表明=財政健全化目標で−知事会など(時事通信)

 政府は22日、鳩山由紀夫首相や関係閣僚と地方6団体の代表による「国と地方の協議」を首相官邸で開き、地方財政や地域主権改革などについて意見交換した。政府が検討している国・地方を通じた財政健全化目標について、麻生渡知事会長(福岡県知事)が、地方交付税の削減などで、地方にしわ寄せが来ることへの懸念を表明。これに対し鳩山首相は、「地方の財政を困難に追い込むことはない」と述べ、理解を求めた。
 麻生会長は、地方側が定員減や給与カット、市町村合併などで歳出削減努力を尽くしていることや、地方税財政の三位一体改革で交付税が大きく減らされた経緯を説明。政府が検討中の、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を2020年度に黒字化する、との財政健全化目標について、「受け入れられない」との考えを示した。 

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ポルシェ監査役会を増員、VWから新任多数(レスポンス)

ポルシェAGの監査役会は、役員数を20人に増員することを決議した。同時に、ヴォルフガング・ポルシェ議長とウヴェ・ヒュック副議長が再選された。

[写真:ボクスターS]

ポルシェ議長のほかは、フェルディナンド・K. ピエヒ氏、フェルディナンド・オリヴァー・ポルシェ氏、ハンス=ペーター・ポルシェ氏、ハンス・ミヒェル・ピエヒ氏が引き続き株主代表として監査役会に留任する。

新メンバーとして経営統合するフォルクスワーゲン(VW)のCEOでポルシェのCEOを兼務するマルティン・ヴィンターコルン氏、VWのハンス・ディーター・ペッチ取締役、VWのフランシスコ・ハビエル・ガルシア・サンツ取締役、VWのクリスチャン・クリングラー取締役、VWのホルスト・ノイマン取締役が選任された。

フェルディナンド・ピエヒ・ジュニア氏、ウルリヒ・レーナー氏、ヨゼフ・アーホルナー氏らは監査役を退任する。

従業員代表者も引き続き監査役会に参加するほか、役員数の増員に伴ってポルシェAG労使協議会のギュンター・マゲラー副議長、ドイツIGメタルのバーデン・ヴュルテンベルク支部のカイ・ブリーゼナー広報官が、従業員代表の新メンバーとして任命された。

さらに、監査役会は、監査役会の執行委員会での株主代表としてハンス・ミヒェル・ピエヒ氏、マルティン・ヴィンターコルン氏、ハンス・ディーター・ペッチ氏らと、従業員代表としてハンス・バウアー氏、ヴェルナー・ヴェレシュ氏、ヴァルター・ウール氏らを新たに任命した。同委員会にはヴォルフガング・ポルシェ氏とウヴェ・ヒュック氏も参加する。

《レスポンス 編集部》

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ペット大量投棄事件、現場に慰霊碑建立検討(読売新聞)

 火葬を依頼したペットの死体が、埼玉県飯能市の山中に大量に投棄された事件の被害者約250人が18日、逮捕された業者の自宅(同県三芳町)近くの公民館に集まり、投棄現場に石碑を建てる方向で活動を行うことを決めた。

 集会は、通報した東京都板橋区のペットサロン経営の女性(54)の呼びかけで実現。代表に選ばれた同県川越市笠幡の主婦田中杏美(きよみ)さん(24)は「山林にまだたくさんペットの骨が眠っているはず。事件を風化させてはならない」と、石碑建立への協力を呼びかけた。

 参加者からは「持っている骨つぼをどうすればよいのか」といった声が相次ぎ、被害者宅などにある骨をまとめて共同墓地化する案や、「死んだらごみという現状を見直してほしい」といった意見も出た。今後、国に法規制を求めるとともに、今回の業者の行為が詐欺事件として立件されるよう署名運動を始める予定。

 集会では、愛犬3匹の火葬を依頼したという男性が「骨を梅の木の下に埋めたが、もしかしたら、まだ山の中にいると思うとやるせない気持ち」と語り、参加者の涙を誘う場面も。

 県警によると、廃棄物処理法違反容疑で逮捕された元町議の「花園ペット祭典」経営阿部忍容疑者(71)は調べに対し、「10年ほど前から現場に死体を捨てていた」と供述しているという。

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ブルゴーニュワイン、東大寺の大仏に奉納(読売新聞)

 奈良市の東大寺大仏殿で11日、フランス・ブルゴーニュ地方のワイン醸造家6家族約20人が、各ワイナリーを代表する銘柄のワインを大仏に奉納し、ブドウの豊作を祈った。

 同地方では毎年1月、神に収穫を感謝する祭り「サンヴァンサン・トゥルナント」を開催。日本人の妻を持つパトリック・ビーズさん(57)が平城遷都1300年に合わせ、東大寺に奉納したいと申し入れた。

 僧5人が読経するなか、各当主がワインボトル(1・5リットル入り)を大仏の前に置き、代表してパトリックさんが正倉院宝物のガラス杯「紺瑠璃坏(こんるりのはい)」の複製品にワインを注いだ。

 パトリックさんは「荘厳で素晴らしい大仏にお願いしたので、今年は良いブドウが実るだろう」と笑顔で話していた。

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<損賠提訴>自転車欠陥で転倒 障害残った男性、輸入元を(毎日新聞)

 イタリアの自転車メーカー「ビアンキ」ブランドの自転車の前輪が外れて転倒し、後遺障害が残ったのは製品の欠陥が原因として、茨城県つくば市の会社社長、中島寛さん(60)らが5日、製造物責任法に基づき、輸入元でビアンキの親会社の日本法人「サイクルヨーロッパジャパン」(東京都千代田区)に約1億6000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴えによると、中島さんは08年8月、自転車で出勤中に前輪がサスペンション部分から外れて転倒、頸椎(けいつい)を損傷し、首から下がまひする障害が残った。自転車は大阪の業者が設計、サスペンションは台湾企業製だが、原告側は輸入元に賠償責任があるとしている。

 原告側は自転車の安全試験を行う機関に調査を依頼。サスペンションが外れた原因は▽雨水などが浸入して腐食を誘発する構造だった▽脱落を防止する機構がない−−と結論付けられたという。

 事故を巡っては、消費者庁が3月、サイクル社に「重傷事故を把握しながら国に報告しなかった」として厳重注意している。

 中島さんは会見で「メンテナンスは十分してきた。同じ自転車に乗っている人が事故に遭わないようにしてほしい」と話した。

 サイクル社の木村恵代表取締役は「詳細は裁判の中で明らかになると考えています」と話している。【和田武士】

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シー・シェパード元船長 傷害罪でも立件へ 東京地検(産経新聞)

 環境保護を標榜する米団体「シー・シェパード(SS)」のメンバーが日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に不法侵入した事件で、東京地検が、SS抗議船「アディ・ギル号」の船長、ピーター・ジェームス・ベスーン容疑者(44)=ニュージーランド国籍、艦船侵入容疑で逮捕=を傷害や威力業務妨害罪などでも立件する方針を固めたことが31日、関係者の話で分かった。地検は艦船侵入罪の勾留期限の4月2日、傷害罪なども合わせてベスーン容疑者を起訴するとみられる。

 SSは日本の調査捕鯨船に対し、さまざまな妨害行為を繰り返してきたが、地検が艦船侵入罪だけでなく傷害と威力業務妨害罪も起訴することで、SSの目的である妨害行為自体が公判で裁かれることになる。

 ベスーン容疑者は日本時間の2月15日午前9時ごろ、南極海で調査捕鯨活動中の第2昭南丸に水上バイクで接近、防護用ネットをナイフで切り、不法に船内に立ち入ったとして、3月12日、東京海上保安部に艦船侵入容疑で逮捕された。

 アディ・ギル号は1月6日、南極海で第2昭南丸と衝突した際に大破しており、ベスーン容疑者は第2昭南丸に約3億円の損害賠償を請求する書簡を手渡したという。

 一方、日本時間の2月11日には、SSの別の抗議船が第2昭南丸に皮膚を刺激する酪酸入りの瓶を投げつけ、乗組員3人がけがを負う事件が発生した。

 関係者によると、ベスーン容疑者はこの抗議船に乗っており、海保などの調べに対し「自分がやった」などとこの妨害行為への関与を認めたという。このため、海保や地検は傷害や威力業務妨害容疑などでの立件も視野に捜査。第2昭南丸の被害状況や、妨害行為を撮影した映像の解析などを進めた結果、ベスーン容疑者が妨害行為に関与したと判断した。

 SS側は「けがを負わせるためではない」と主張してきたが、日本の法律上、傷害目的でなくても物理的に人体に大きな被害を与える行為であることが立証されれば、不法な「有形力の行使」とみなされ傷害罪や暴行罪が成立する。地検は「狙って投げなければ当たらない」として傷害罪が成立すると断定した。

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警視庁警部補を現行犯逮捕=電車内で痴漢の疑い−千葉(時事通信)

 電車内で痴漢行為をしたとして、千葉県警柏署は29日、県迷惑防止条例違反の疑いで、警視庁組織犯罪対策部警部補吉岡衛容疑者(47)=同県我孫子市緑=を現行犯逮捕した。同署によると、「ひじが当たっただけだ」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は同日午後11時10分ごろ、JR常磐線松戸―柏間の車内で、茨城県取手市に住む国家公務員の女性(51)の尻を触った疑い。
 同署によると、吉岡容疑者は勤務を終え、酒を飲んで帰宅する途中だった。女性の後ろに立ち、スカートの上から尻を触ったといい、女性に取り押さえられ、駆け付けた警察官に引き渡された。 

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